ウズラシギ(学名:Calidris acuminata)は、チドリ目シギ科オバシギ属に分類される小型から中型のシギの一種です。その名の通り、羽毛の色合いがウズラに似ていることから名付けられました。主に北極圏に近いシベリア北東部で繁殖し、冬にはオーストラリアやニュージーランドといった南半球へ長距離の渡りを行うことで知られています。日本は、その長大な渡りのルート上に位置する重要な中継地であり、春と秋の渡りの時期には干潟や水田、湿地などでその姿を確認することができます。
この鳥は、他のシギ類と比較しても非常に活発で、餌を探す際の動きの速さが特徴的です。また、渡り鳥としての驚異的なスタミナを持っており、数千キロメートルという距離を飛行して移動します。バードウォッチャーの間では、その愛らしい外見と、時折見せる警戒心の薄さから非常に人気のある種です。本記事では、ウズラシギの身体的特徴から生態、生息環境、そして観察のヒントまでを詳しく解説していきます。